ぴーなつ: これは、ある会社員の田中さんから聞いた話。
ぴーなつ: 田中さんの会社では、会議の議事録をAIが自動で書いてくれるんです。
ぴーなつ: ある日、5人で会議をしたんですが——AIが作った議事録の発言者が、6人いた。
ぽてとPro: ……6人目は、誰なんだよ。
ぴーなつ: 誰にも分からなかった。でも、発言内容はこう記録されていました。
ぴーなつ: 「この方針には反対です。皆さんが見落としていることがあります」
サブレ: ……音声データを確認したんですか。
ぴーなつ: したそうです。5人の声しか入っていなかった。
ゆきだま: ……でも、AIには聞こえていたんだね。僕たちには聞こえない、6人目の声が。
*翌週の会議。田中さんは録音データをイヤホンで聴き直した。5人の声しかない。でも——片方のイヤホンを外した瞬間、会議室の隅から、かすかに誰かが息を吸う音が聞こえた気がした。議事録AIは、その日の記録に1行だけ追記していた。「田中さんが気づいたようです」*
▼ 次に読むならこれ
→ 六人目の顔
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